ぬ2:      ぬえ塚(鵺塚)

スズメいろの足跡

ぬえ塚

内裏にて頼政に討たれた鵺は、その後丸木舟にのせて流された
その川は桂川かな、木津川かな
何にせよ伝統的に厄を背負ったいらんもんは”水に流す”もんですわな
流し雛のように

しかし、川で流したらどっかに流れ着くのは道理
ここ芦屋のぬえ塚もまたここにぬえの死体が流れ着いたという伝承がなされていたところ
今はそこに石碑があります

芦屋市内、
阪神電車の芦屋駅から海側へ芦屋川伝いに歩いていくと、
芦屋川横の黒松の茂る公園内にある

交番所の横手



なんちゅーか、拍子抜け

すぐ横の表示板
もうだいぶ消えかかってますが

およそ800年ものむかし
源頼政が二条院にまねかれ深夜に宮殿をさわがしていた
怪鳥をみごとに射落とした。
それはぬえ(鵺)といつて頭はサル
胴はタヌキ手足はトラ尾はヘビという奇妙な化鳥であつた。
その死がいをウツボ舟(丸木舟)にのせて桂川に
流したところ遠く大阪湾へ流され芦屋の浜辺に漂着した。
浦人たちは恐れおどろき芦屋川のほとりに
りつぱな墓をつくつたという。
ぬえ塚伝説は「摂陽郡談」「摂津名所図会」などに
記されているが古墳にまつわる伝説の一つと思われる。
現在の碑は後世につくられたものである

昭和48年2月
芦屋市教育委員会




この文章を書いたのは間違いなく年寄りですな

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