ピマーイ遺跡
タイ東北部、
イサーン地方にあるタイ国最大のクメール遺跡
千年前、
カンボジアのアンコールワットを首都とするクメール帝国が栄えていたころ、
現在のタイ東北部はクメール帝国の版図であった
遺跡は、遺跡と同名のピマーイという町の中にある
ていうか、
遺跡の中に町がある
遺跡の方が現在の町よりも大きい
かつてのピマーイの町は河と運河に囲まれ、さらに元は城壁で囲まれていた
ピマーイという名前は、
この遺跡ができた西暦11〜12世紀、古代クメール帝国時代からのままの名前であるらしい
タイはテラワーダ仏教、
日本でいう小乗仏教の国だが、この遺跡はヒンドゥー教と大乗仏教の遺跡という
ピマーイ遺跡の中心部は2重になっていて、
外側をカンペンケオ、内側をラビアンコトという
内側の南側の門にはクメール文字の碑文がある
真ん中には3つの建物があり、一番大きい塔が西暦11〜12世紀のもの
上部にはインドの古代叙事詩ラーマーヤナ伝説の彫刻がある
また、塔の内側は仏陀伝と菩薩の絵、仏像がある
この遺跡は一般的なクメール遺跡の向きの”東向き”とは異なり、南東を向いている
それは、当時のクメールの首都(アンコール)を意識してのものらしい
場所:タイ東北部、イサーン地方
ナコーンラチャシーマー県
時代:クメール帝国時代
世紀:11〜12世紀(仏教暦16〜17世紀)
性格:宗教祭祀遺跡
宗教:大乗仏教&ヒンドゥー教
材質:白色砂岩、赤ラテライト
アクセス:ナコーンラチャシーマー市からバスで1時間と少し
2001年、11月 / 2001,Noviembre
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||