斎場御嶽・夜バージョン
Santuario famoso que se llama "Seifa Utaki",
'por la noche'



ちと説明が必要でしょうな
「聞得大君」というのは、”きこえおおぎみ”と読み、琉球王朝最高位のノロさま
ノロというのは公的な祭事・お祭りを実行・取り仕切る聖職者
世襲であり、かつては国王が任命する形であった
いわばかつての琉球王国の法王ともいうべきもの
ただし、女性
対して有名な”ユタ”は民間の霊能者であり、世襲ではない
ノロは保護され権力も持っていたがユタはしばしば弾圧された

ついでに、「若水」
正月の早朝一番に汲む水のこと
これを飲むと若返るとかいうので”若水”
この風習は沖縄に限ったものではなく、日本全国隅々のどこでもあった行事
今の若いもんは知らんじゃろうがの

←これですな、
これが若水とりにも使われたというところ
霊水が採られていたところ



何気に写真撮ってるみたいに見えますが
やっぱ怖かった

これがチョウノハナの拝所かな?→
ここに限らず
辺りには神聖な雰囲気が立ち込めています
ましてや夜やし

←その奥の”三角岩”
その奥の三庫裏(サングーイ)の拝所から、
三角岩の割れ目部分

巨大な岩が割れて隙間が出来ている
いかにも自然の威力を感じるところ
琉球最高の聖地になったのもよくわかる


ところでこの三角岩の真下、
写真では少し判りにくいけど
石の歩道があるのが判るでしょうか?
これも前はなかったぞ
ていうか、なんぼなんでもこれはアカンやろ
ウタキやでここは。ウタキの中にこんなん作ったらアカンがな

ある意味これが一番ショックでした
ここは”自然の造形に打たれて”神聖さを感得するとこなのに
こんな人工物を作っては・・・
だいなし

その2 / Segunda

夜の斎場御嶽 その1 / Santuario "Seifa Utaki", Primer

寄満(ユインチ)から参道を戻って
もう一方の分かれ道へいくとすぐにもう一方の御嶽へ

ここがこの斎場御嶽で一番有名なところで
ガイドブックにも載ってるのはこちら

新に置かれた説明版には
「三角岩」と書かれてた

この説明板の説明:三角岩
「自然岩や洞穴に囲まれたこの場所には、いくつもの拝所(=ウタキ)が集まっています。
正面に見える三角形の空間の突き当たりが三庫裏(サングーイ)、
右側がチョウノハナの拝所で、いずれも首里城内にある場所と同じ名前を持っています。
また、左側からは太平洋と久高島が遠望できます。
さて、三角岩の右側には「貴婦人様御休み所」と二本の鍾乳石が見えます。
滴り落ちる水はその下に置かれた壷に受けられ、それぞれが中城御殿(国王の世子)と
聞得大君御殿の吉兆を占うとともに、お正月の若水とりの儀式にも使われる霊水でした。」

三庫裏(サングーイ)部分の
久高島遥拝所


昼間はここから海に浮かぶ久高島が見える
久高島は琉球の太陽神の聖地

それを拝むここもまた太陽神の聖地だろう

ここから”あけもどろ”(日の出)を拝むことも
あったのかも

だいたいこんな感じですな
沖縄最大の聖地であるここを訪れてその神聖さと古代のような息吹を感じるのもええでしょう
夜行くのはお勧めでけんがな



と、述べておいて一言
斎場御嶽は前より霊力が弱ってへんか?
あんな歩道なんか作るから




以前行ったときはあんた、
昼間ですらあたり一面に”歓迎されてない雰囲気”が立ち込めてて
一枚も写真を撮る気になれなかったのに
今回は思ったよりその雰囲気が弱かった(でも怖かった)
他にも樹を切ったりいろいろしてるようだけど絶対ここの”竜脈”傷めてるって
残念

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