2009年7月22日
22 de Julio, 2009


皆既日食2009 / El Eclipse total del sol


その1 / Primera

2009年7月22日

日本で46年ぶりという皆既日食がありました
その範囲は以下のとおり



皆既帯はインドから始まり、ネパールから中国の真ん中、上海付近を通り
日本付近では九州南海上を通過
はるか南硫黄島を経て南太平洋へ


その日本付近

皆既帯のど真ん中に位置するのはほとんど無名の島々、トカラ列島
そして
皆既帯のその北端に世界遺産・屋久島と種子島の南半分、
南端には奄美大島北部と喜界島が位置している



2009年7月22日の皆既日食では
この皆既帯の南端、奄美大島へ出かけてきました

奄美大島へは皆既日食の2日前
7月20日の夜に入りました
船で、南の沖縄方面から

奄美大島地図へ / A la Mapa de Amami
2日前までは快晴続きだったという奄美

よりにもよって
皆既日食の日に合わせて、北から梅雨前線が南下中

この夏はやたら梅雨前線の北上が遅く、
このころはずっと北部九州〜中国地方西部に停滞してたのだけど
ここ大和村国直は
皆既帯南端がかかる奄美大島の中でも
特に皆既帯南限ぎりぎりの位置にあたる
天文計算による皆既日食の継続時間は45秒

逆に言えば、大和村でも皆既日食が観測可能なのはここだけ
なので、ここから南の部分日食エリアの人たちは
ここをめがけて移動してくる
大和村じゅうの人たちが国直海岸に集結してくる

朝から屋台は出るわ、教育委員会の観測会はあるわで
まさにお祭り騒ぎ
さて
自分はといいますと、国直海岸からちょっと北上
島の友達のクルマで大浜海浜公園へ移動

クルマで20分ほどの距離ながら、
ここへ来るだけで日食の継続時間が
45秒から一気に2分10秒に伸びる

もちろん、
島の最北端・笠利崎近くまで行けば
継続時間はさらに延びて3分55秒にまでなるが、
奄美大島じゅうの人と、
日本中のみならず世界中から押し寄せた観光客が
「シマが北に傾くんじゃない?」
てくらいに島の北端付近に押し寄せているので
行き帰りの渋滞が怖いし、
渋滞に捕まって道路端で皆既日食観測もイヤなので
この付近で手を打ちました
けどねぇ
この天気なんんよねぇ
梅雨前線は北から南下中

島の北端近くまで北上したら
まかり間違って早く雨雲が来たら困る
と思ったのも、皆既帯南限にやや近い
大浜海浜公園で観測することにした理由


大浜は東シナ海に面している
この画像は西方向
時刻は午前9時25分
日食開始前
その2 / Segunda

皆既日食当日

泊まっていた大和村国直で
早朝の空
不安な空
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