て:       てんぐ(天狗)

スズメいろの足跡
滋賀・太郎坊天狗

てんぐ(天狗)
日本固有の妖怪というか民俗神というか

顔が赤くて鼻が高くて高下駄を履いてて空を飛ぶ
そのテング
よく「天狗になる」など日常の成語にまで使われており
その知名度はカッパに勝るとも劣らない

歴史的には”天狗”という言葉は舶来とでもいうべきもので
奈良時代だったかに大陸に留学してた僧が持ってきた知識
元は天文用語にして”あまつきつね”と訓じ、「流れ星」の一種”火球”(音を発する流星)ことであった
それが日本的に展開し現在の”てんぐ”になった

そのイメージ展開には明らかに中世の山岳仏教と修験道が関与している
また・・・・・日本民俗学の巨人・柳田國男がその若き日に追い求めた”山人”(日本先住民)の
その影も揺曳していることも否めない
だからその成立・展開と発展はなかなかに一筋縄ではない

また、個人的にもある意味実在した可能性は意外に高いのかも、と思ってたりする





天狗・仙人〜飛翔”に”薬物使用”を絡め中国道教の”洞天思想”を頭に置き
天狗の”異界・仙境”を他の大陸と比較しつつ眺めて見ますと・・・

・・・・・ある文脈が浮かび上がってくるような気がします
ヒントは”不老不死

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