き:       きつね(狐)

スズメいろの足跡
京都・伏見稲荷大社
滋賀・八日市市・見送り稲荷

きつね(狐)

日本の化けるとされる動物の筆頭
最近はとんと化けるというお話は聞かないけれど
日本昔話といえばきつねに化かされた話が一大メジャーなジャンル
日本人の常識といって差し支えあるまい

また、お稲荷さんという民俗神の一大ジャンルもキツネさんである
その守備範囲は農作物の豊穣から商売繁盛にまで及ぶ
総本山は京都・伏見稲荷大社
屋上にお稲荷さんを祀った会社は数多い

日常生活においても
きつねの好きなものから由来した
きつねうどん
など、なかなか日常にまで食い込んでいる


ちなみに
キツネが化けるのは日本だけではなく
大陸国家・中国でも聞くことである
昔の中国では「狐魅おらずんば村落をなさず」といわれた
”お稲荷さんのない村はない”
という意味にとっておけばよろしい

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