沖縄の食べ物・ゆしどうふ
Yusidoufu,
Comidas y Alimentos de OKINAWA,


ゆしどうふ
沖縄の豆腐は内地とは違う

通常固い四角い固体の豆腐は島豆腐と呼ばれ
それは内地の木綿豆腐に似てはいる
似てはいるが味も製法も違う
店で売ってる時の売り方も違う
内地の豆腐は水に漬けて売られているが(スーパーでは水に入れてパック)
対して沖縄の豆腐は水につけない。カタマリのまま袋詰め
モノが木綿豆腐よりもはるかに固い
また、味も沖縄の豆腐は大豆の味が濃い
なので醤油はいらない、というか邪魔
そのままで十分美味しく食べられる

ゆし豆腐
というのは製法上、その手前
四角く固める前のふわふわの状態の豆腐のこと
内地で言う
おぼろ豆腐とかざる豆腐がほぼこれにあたる



沖縄でゆし豆腐を頼むと通常それはご飯や一品の付く定食の形で出てきます
注意

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ゆしどうふ
汁もんです

味はやさしく豆腐は柔らかく
一口すすっただけで
とても胃に優しい食べ物ということが分かりました
要は美味しい

ゆし豆腐
デフォルトで定食

こんなちゃんとした定食やのに500円
安いわ美味しいわ言うこと無しですわ



沖縄本島中部の東部、
中城湾に面した沖縄市の泡瀬の海辺の
大衆食堂 浩にて

ここ行くまで迷た迷た〜めちゃ迷た

因みに、沖縄の豆腐(島豆腐)と内地の豆腐の違いは、
沖縄が生絞り法なのに対し、内地は煮取り法の違い

煮取り法とは、
@水につけて大豆をふやかす
Aふやかした大豆をすり潰す
Bすり潰した大豆を加熱し沸騰させる
C沸騰後濾してオカラを除外
D濾してできた豆乳にニガリを加える
E型にはめて水抜きし豆腐の四角い形にする
でけあがり

対して生絞り法
@水につけて大豆をふやかす
Aふやかした大豆をすり潰す
Bすり潰した大豆を濾して生の豆乳とオカラとを分離
C濾してでけた豆乳だけを加熱沸騰させる
D加熱した豆乳にニガリを加える
E型にはめて水抜きし豆腐の四角い形にする
でけあがり

違いはBCの部分
沸騰させてから濾して豆乳を得るか←→先に濾して豆乳にしてから沸騰させるか

何の違いがあるの?というのは
大豆の皮
皮ごと煮るか皮を取り除いてから煮るか、でかなり風味が違う、とのこと

煮取り法は皮ごと煮るため皮のアクが生じ、そのぶん水に漬けてアさらしておかんとあかん
そのためアクと一緒に大豆の旨みも抜けてしまう、のでとても淡白な味の豆腐になる
生絞り法はその必要は無いから大豆の旨みが全然抜けずに濃ぃい味わいの豆腐になる
という話ですな

で、上記の生絞り法のDの段階:豆乳にニガリを加えた状態と
Eの形を整えて水抜きする
の間がゆし豆腐なんであります
つまり豆腐出来立て時の状態
さぬきうどんなら釜揚げにあたるものですな




沖縄の豆腐と同じタイプの豆腐、実は他地方にもあります
高知県は池川町椿山の椿山の石豆腐
熊本県球磨郡の生ごし豆腐
など
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