ヒートゥー定食
ヒートゥー・・・沖縄語でいうところの”イルカ”
つまりは「イルカ定食」
イルカは、沖縄本島においても全域で食べるわけではない様子
どうも名護市のある本部半島地域だけらしい
昔は名護湾に入り込んできたイルカを鍬でもってぶち殺して食べてたりしたらしい
昔といっても、つい数十年前のハナシ
”イルカ”に対してかわいいイメージなど全く思い浮かべない（別に嫌いじゃないけど）フラノとしては
食べるのに全然全く何の抵抗もありません
というかもっと食べようよ。有用タンパク源として
これがヒートゥー定食
名護市の南側の入り口
”道の駅・許田”の近くにある
名護曲（なぐまがい）レストランにて
やっぱ最近はあんま食べる人はおらんのだろうな
結構高めの値段でした
右側の黒い皿がそれ
みんな
伝統食は食べなアカンよ
ヒートゥー
味はクジラ系
でもこれは多分上手く下拵えをしてあると思う
他ににンギャナ（苦菜）とか入ってる
結構美味しかったで
でも一緒に食事をした
「宵闇の森」の管理人”黒翁”氏は
引きまくってた
余談
管理人フラノは、以前職場の先輩方に誘われてバーベキューをした
手ぶらで行くのもなんなので、手みやげに少しばかり肉を持っていくことにした
しかし普通の肉では面白くないのでちょっと珍しい肉を持っていくことにした
フラノの知ってる店で、各種いろいろな肉が手に入る肉屋さんがある
そこで選んで持っていったのは以下
ダチョウ肉・カンガルー肉・イルカ肉
の三種
それを持っていって網の上で焼いた
ダチョウは沖縄本島はともかくも、それ以外ではあまり知られていないようだが
クセがなく牛肉並みに美味しい
カンガルー肉は、ちと臭みがあるのだがまぁ食べられる
（以前人の家に持っていってえらい迷惑かけたのだが）
しかし、イルカ肉
これが問題だった
イルカ肉、よく見ると白いものがついている
皮
そう、あのダイバースーツがごとき皮である
もろにイルカを想像させるアイテム
先輩方はずいぶん引いてました
しかしそんなことにはおかまいなしに網に載せて焼く
するとあら不思議
山の中の公園でバーベキューをしてるはずなのにあたりに立ち込める
漁港のような香り
”すんげ〜”
って思いました
肉のはずなのに強烈なメザシの匂いがするねんもん
やっぱ先輩方は引きまくってた
でも気にせず食べましたよ、私は
ちと臭かったけど
でも妙に納得しました
以前から「何故クジラは食べるのにイルカは喰わんのだろう」と思ってたんですが
そういうわけだったんですな
まずくて喰えんのだ、イルカは
なので
「ヒートゥー定食」には感心したわけです
料理しずらい肉やろから、上手く下拵えしておかんと食べにくいハズ
さて皆さん
イルカというとかわい〜いイメージが先行してますがいけません
世の中そんなきれいごとで渡っていけるはずはないのです
（かわいいからって甘やかすな）
好き嫌いなくなんでも食べましょう
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