その１ / Primera
2003年9月18日〜21日 / De 18 hasta 21, Septiembre 2003
2003年の9月11日に宮古島を襲った台風１４号
直前に急激にパワーアップ、中心気圧が910hpまで下がったままゆっくりと宮古島を通過した
台風の眼が通過した宮古島では最大瞬間風速７４．１ｍを記録
国内では歴代７位、沖縄では４位という値
しかしこれは宮古島地方気象台の記録
吹きさらしの東平安名崎や西平安名崎ではそれ以上だったらしい
沖縄電力の風速計の記録は風速９９ｍで振り切れていたとのこと
この猛烈な風で全島にわたり多大なる被害が出た
西平安名崎や七又の風力発電の風車が３基倒壊
全島で家や体育館の屋根が飛びガラスが割れ電柱や交通標識が折れ倒れ
車が転がり船が吹き飛び
全島が停電
内地の人間からは風速３０ｍ以上、というものは想像もつかない
風速５０ｍですらえげつない風で想像もつかないのに
そのさらに２０ｍ以上強烈な風など完全に想像の埒外
新幹線が時速２２０ｋｍほどで走る場合の風速が風速７０ｍなんやそうな
首がもげるほどの風、ということか
今回宮古島へ行ったのはこの強烈な台風の一週間後
最初からそういう日程を組んでたのであって、わざわざ台風被害を見に行ったわけではありませぬ
宿泊予定の宮古島東急リゾートは台風の日から17日まで臨時営業停止
18日は営業再開の日に当たってたので幸い旅行予定に変更はなかったけど
飛行機から見た着陸直前の宮古島は真っ茶色
樹々の葉っぱが全て吹飛ばされて無く
まるで冬景色
宮古島東急リゾートへ向かう途中
下地町のあたり
撤去された電柱はとりあえず道路わきに転がされたまま
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下地町、役場の近く
傾いた電柱
この写真は19日、東急から出かけた時に撮ったもの
宮古島東急リゾートの前
損壊したプレハブとビニールハウス
これは宿泊した宮古島東急リゾートの玄関
しかし、
玄関先のシーサー、片側が割れてなくなってました
矢印の位置、シーサーがあったんですけど・・・
同日夕方
作業車が来てた
下地町、来間大橋への道
電柱が傾いたまま
撤去された電柱から取り外された変圧器が
これも道路わきに転がされたまま
電線も垂れ下がったまま
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