A Real, 1

今回メキシコを訪れた主たる目的はこのレアル・デ・カトルセ
しかしちと時期が悪かったかも知れぬ
「メキシコへ行ってきた」と人に言うとよく「暑いんでしょ？」と言われる
そう、
暑い時期行きゃ良かったなぁ・・・

寒いんよ、１１月は、レアル・デ・カトルセのあるサン・ルイス・ポトシ州は！

内陸にあるしそのうえ標高が高い（約２０００m内外の高原地帯）
地元のメキシコ人は皆マフラーやら皮ジャンやらで完全防寒
メキシコシティーにジージャンを置いてきたことを後悔しました

１２月には雪が降るそうな

メキシコシティーからレアル・デ・カトルセへは最寄の地方都市
Matehuala（マテワラ）へ行かねばならない。

まずはレアル・デ・カトルセ（通称レアル）のある
サン・ルイス・ポトシ州の州都、
サン・ルイス・ポトシから
マテワラへ（Senda社、105ペソ）

途中の風景。寒々しい冬の曇り空が広がっている。
全然メキシコらしくない。なんか最果てへ行くような気分。
窓の外には原野。町も村もほとんど見当たらない。

メキシコの中央高原部は広々としているが山岳地帯が多く、
意外に地平線というものは全然見当たらない。
しかしさすがに中央高原も北部になってくると地平線が現れてくる。

バスの中から撮った前方に広がる地平線

州都サン・ルイス・ポトシからバスで約２時間と少し、
マテワラの町のバスターミナル着

冷たい風が吹き抜け、寒い
これでもここは北回帰線直下、沖縄よりも南の緯度なのだが
（因みに標高は約１６００m。これでも標高は低い方）

約１時間ほど待って、レアル・デ・カトルセ行きのバスに乗る
（Senda社、36ペソ）

あの山の向こう側にレアルデカトルセがあるらしい
（というても、あの山の上、といわけではない）

どんよりとした冬空
周辺にはサボテンと潅木の原野が広がり、町も村も少ない
地平線が広がる

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レアル・デ・カトルセへの道程 / Trayecto a Real de Catorce