二条城
京都市内にある唯一の近世城郭
徳川家康が造営、三代家光が完成させた城
天守閣は例によって落雷で焼失
現在は二の丸御殿がメインの建物
二の丸御殿は復元でも再建でもなく本物
つまり17世紀前半のまま残ってる
さすが京都
もちろん国宝、そして世界遺産
幕末にはここの大広間で大政奉還を発表した
徳川の世の初めと終わりの舞台となった、めちゃめちゃ歴史的な場所
これで吉宗がここ来てたら徳川オールスター総出演やっやのにな、惜しい
ちなみにこの二条城二の丸庭園の池は元々平安時代、雨乞い等に使われた神聖な池沼、
「神泉苑」の一部
二条城自体も平安時代の内裏跡に重なってる
また二条城は、その敷地が京都の碁盤目の条里に対して
約3度東に傾き、ズレている
平安京が天測・北極星を元に方位を決め条坊割を行ったのに対し
二条城は方位を決定するのに磁石を使ったらしい
しかし磁石が示す「磁極」は北極点に対して幾らかのズレ、いわゆる「偏角」をもつ
二条城創建当時の偏角は東へ3度
その分ズレちゃったらしいですね
ハイカラな技術として磁石使ったらこんなことになっちゃった、てことらしいですわ
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