2007年12月 / Diciembre, 2007


奄美大島・笠利崎 / Punta de Kasari


その2 / Segunda
その1 / Regresar
台座に刻まれた文字群

「竜宮伝説由来について」



竜宮伝説?
竜宮城?
てことは、これは浦島太郎とそのカメ?なの?
ま〜
そんなことはともかく

願いをかなえてくれる
っていうのなら叶えといてもらいましょうや
台座反対側に細かい説明が


*頭に触れると知恵が授かる
*前右足にふれると男性の願がかなう
*前左足にふれると女性の願がかなう
*後右足にふれるとお金がたまる
*後左足にふれると長生きできる
*カメに子供を乗せると元気に育つ
*おなかにふれると子供がさずかる
奄美・笠利町では古来より海の彼方には恵をもたらす神の国(竜宮)があり、
そこから人々に幸福がもたらされると信じてきました。
これがニライカナイ伝説です。
この伝説が大和の国に伝わり、浦島伝説として知れ渡ったと言われています。
奄美大島北端のこの地には亀にまつわる伝説も残っています。
そのことから神の国(竜宮)の使者であると信じられています。
ここにこのモニュメントを設置し、訪れた方々に幸せがもたらせることを願いこの伝説を後世に永く伝えるものです。





・・・・・

要するに、あれや
浦島伝説の由緒地の一つ
に立候補したわけやね

なんか突っ込みどころ満載の文章ですが



ここから大和(内地。日本本土)に伝わった、とムチャ強引なこと書いてますけど

「浦島太郎」は確か、
室町時代あたりの「お伽草紙」には既に出てたんやなかったっけ?

その前の原形は確か、
「丹後国風土記」残文
に、「浦島子」として出てきたんじゃなかったっけか?

「浦島太郎」の正しい由緒地は京都府北部の丹後半島だったハズ
しかも
西暦紀元後8世紀の頃の文献にあって。



ここからアッチに伝わったなんてのはそら
かなりムチャ
それに全国津々浦々に浦島伝承あるんですけど





・・・・・ニライカナイ伝説

「ニライカナイ」って言葉は沖縄語・ウチナーグチなんですが
奄美でこれにあたる言葉は別にちゃんとあって、
「ニルヤカナヤ」または「ネリヤカナヤ」
といいます

奄美独自の島ユムタを使わずにウチナー言葉を使う理由やいかに?

・・・・・
ヨソの伝説や言葉に乗っからなくてもいいと思うねんけどねぇ
奄美独自の竜宮伝説だけで十分でしょ?

ムリから浦島太郎なんかひっぱって来なくてもいい
嘘臭くなるから




なんていうか、誇りと卑屈の間を揺れ動く
ちょっと捻れた心理を感じます

もっと自分たちの土地と言葉に誇りをもって欲しい
は〜い
じゃんじゃん触っときましょ〜〜

ちなみがフラノ触ったのは後右足がメイン
べたべた触りまくっといた
あとぁ前右足だねっ!
ちょっと道草しましたが、
笠利崎へ行きましょ
その3 / Tercera
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送