香川県・栗林公園 / El parque de Bosque Castanyo
'Ritsurin', En la provincia de Kagawa

その8 / Octava


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睡竜潭の北側が鹿鳴原(ろくめいげん)という原っぱ
実に遊ぶに良さげな原っぱです
向こうに見えてるのは紫雲山の岩壁赤壁
なんか普通の公園みたいな。栗林公園の最奥部やのに
涵翠池の南西には睡竜潭(すいりゅうたん)という
淀みというか、堀が少し広くなったみたいなとこがあります
水が淀んだ感じを龍が睡ねている感じになぞらえたんでしょうな
で、そこには慈航嶼(じこうしょ)という中ノ島があって
津筏梁(しんばつりょう)という橋が架けられてます
この橋はいわゆる「八つ橋」の形式ですな
名前とか全部中国・江南趣味やのになんでか和風
「赤壁賦」というたらあれですな。前・後編あるそうですが、
私が知ってるのは後赤壁賦(のちのせきへきのふ)の方だけですわ

時に夜まさに半ばならんとし、四(よも)を顧(かえりみ)るに寂寥(じゃくりょう)なり
適々(たまたま)孤鶴(こかく)あり、江を横(よ)ぎって東より来る
翅(つばさ)車輪の如く玄裳縞衣(げんしょうこうい)戛然(かつぜん)として長鳴し、予が舟を掠めて西す
須臾(しゅゆ)にして客去り、予もまた睡りに就き、一道士を夢む
羽衣(うい)翩(へん)せんとして臨皐(りんこう)の下を過(よぎ)り、予に揖(ゆう)して言いて曰く
赤壁の遊び、楽しきかと
その姓名を問うに、俛(ふ)して答えず
嗚呼噫呼、我これを知れり。疇昔(ちゅうせき)の夜、飛鳴(ひめい)して我を過(よぎ)りし者は子に非ずやと。道士顧て笑う
予もまた驚悟し、戸を開きてこれを視るに、そのその処を見ず
赤壁
あの中国・揚子江の赤壁
そやからとゆうて、三国志から採ったわけやありません
中国の宋代の詩人・蘇軾(蘇東坡)「赤壁賦/せきへきのふ」
桶樋滝

小さな滝が赤壁から流れて落ちています
人工的に作った滝ですな
栗林公園・その9 / Novena
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