シーラーズ市、キャリーム・ハーン城塞
Arg-e Karim Khan ,Shiraz / Castillo de Karim Khan
入って正面が見事なペルシア式庭園
まぁイスラム式庭園、というても差し支えあるまいが
この形式の庭園は遥か西方、
スペインのアルハンブラ宮殿にまで及んどるわけやから
ただ別にこれ、創建当初のママというわけでは無さそう
コンクリート使ってるもの
向こうの建物の上の出っ張りは、
バードギールというて
風を取り入れて少しでも室内を涼しくするためのもの
城塞中央の庭園部を囲むように
石畳の回廊部を歩きます
どうもただいま盛大に改修・整備中みたい
こういうアラベスクな見事な木枠の窓が取り付け中
創作なのか整備復元なのかがようわからんところ
完成したら雰囲気あるええ感じにはなるけどね
ぐるっとまわって入り口正面の部分のエイヴァーン
ペルシア宮殿様式、なんやろねコレ
柱はあんま太くないけど
左の柱は左巻きに、右は右巻きに螺旋がついてる
ラテンアメリカの教会建築でも見たなぁ、こういうの
あっちは石柱か漆喰柱やったけど
たぶんコッチが本家の発祥元なんやろな
イスラム建築からスペイン建築に入ったんやろ
柱と天井
天井右下隅だけ彩色があるところを見たら
天井のほとんどは修復かな
正面奥のエイヴァーン
この辺も大概修復っぽいな