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播州・石の宝殿 / Santuario rocoso antiguo

2005年11月 / Noviembre, 2005

その3 / Tercera

その4 / Cuarta
ご神体
実に異様
まるで巨大な岩が水に浮いているかのよう
見上げるほどにでかい
高さ6mくらいはあるんやないか

なぜか縦に彫り込みが入っている
まるでビルの凹みみたいで、ものすごく人工的
人工的であることを強調しているみたいな
下には水がたまっている
なるほど、通称”浮石”なわけや

なんでも、潮の干満を表してて、
どんな旱魃でも涸れることはないと
注連縄が張り渡されている
裏側
削りだされた岩が後ろ方向に出っ張っている
ちょうどブラウン管式テレビのようなカタチ
いわば”テレビ岩”とでもいうよな形態
横手
妙やわ、見れば見るほど妙

岩から削りだした建造物とゆうたら、
エチオピアのラリベラとか、インドにも岩から削りだした寺院あったけど、
ここのはそれらに比べ小さいし彫刻もない

日本の建造物としても異様
古墳の石室を造ったような韓国系文化の雰囲気でもない
石室の石棺にするサイズでもありえないし
下の彫り込み水面はあくまでこれを意識して成型したとしか思えない

ていうか、この強調されてる”人工性”はナニ?
人工性を抑え自然な雰囲気を尊ぶ日本の伝統とは思えない
すくなくとも中世以降はこういうもの造るのはありえない
日本各地にあるイワクラは配置はともかくモノはほぼ全て自然石のまま
ここのはまるで違う

思うのは、少々後世の補修・改修が加わってないかい?ということ
それが懸念やけど

そんな懸念に関係なく、この岩の周辺はすごいパワーが溢れています
周囲を囲む壁
これも削りだされたもの
その上に並んでるのは神社の垣根
石製ででけてて”玉垣”と称されるもんですわな



例えばこの岩面に仏像などを刻むとして
摩崖仏を掘ろうとしたその未完成品とか?
・・・・・ここまで掘り込むとは考えにくい
摩崖仏なら崖になってる場所の方が有利なはず
この立地を選ぶとは考えにくい



なんでも、一番古いここの記載は
「播磨風土記」及び「万葉集」
少なくとも古代以前の産物
すなわち
”日本人”の形成したモノではないということ
・・・・・・・・・・・
もしかしてこれは
天の磐船か?
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