地域差のメモ書き

何かといいますと、日本国内でも地域でいろいろな事柄・常識にいろいろな差があるわけです
それを並べてみましょう、ちょっとだけ
関東と関西 編
日本国内でも一番ネタがホーフなのがこの地域の間の差異です
誰でも知っているのは言葉、ですな。東京弁(標準語)と大阪弁
でもコトバについてはあまりやると方言学っぽくなってしまいますので
いわゆる方言には深入りせずに、あまり知られてなさそうな事象を
その@:
ウナギの開き方
最初は軽く。

コレは有名ですな

「関東の背開き、関西の腹開き」
その昔の江戸では、腹から開くのは切腹を連想するので、背からにしたという話があります
そのA:モチの形 お雑煮に入れる餅は丸いか四角いか?ということ
これは関東・関西に限らずおおよそ
「東日本は角餅、西日本は丸餅」
ですね。もう少し地域差があるでしょうけども
そのB:
刺身に付いてくる大根の千切りはなんていうか?
あまり日常的に話題に上ることも無いことなので、必ずしも知っているとは限らない

これは標準語では「ツマ」ですが
関西では「ケン」といいます
多分他の地方では他の呼び方してる可能性があるんではないかな
そのC:
”〜町”の訓み方
これはまぁ歴史的なもんですな

一般的な傾向として
「関東は”音”でよみ、関西は”訓”でよむ」ですな
具体的には、「本町」という地名があった場合、
関東では「ホンチョウ」とよみ、
関西では「ホンマチ」とよむ
といったことです
そのD:
新興住宅地のネーミング
これも歴史的なものです

現在全国的に、新興住宅地には「〜台」とつける場合が多いです
これは現在では関西も変わりません
新興住宅地は丘陵を切り崩して造る場合が多いので「〜台」とつけるのも自然な気もします
しかし実際がところ、「〜台」は元々東京が発祥のネーミングです
もともと東京は台地が多いですし、その成り行きから「〜台」とつけられたのでしょうけど

しかし大正時代〜昭和初期の関西においては新興住宅地には「〜台」とはつけませんでした
「〜の里」とつけていたのですな
今でもその名残の地名が関西(特に大阪)にはそこここにあります
そのE:
人力で「土を掘り返す道具」
に大小2種類あるが
あれをなんと呼ぶか?
これは相当にレアな事柄です
知ってる人は1万人に一人ぐらいじゃないかな、というくらい

人力で土を掘り返す道具、通常2種類ありますね?
園芸などで使う小さいのと、工事現場などで使う大きいの
それらを表す言葉は「シャベル」と「スコップ」
ですね?

さて、では大きい方はどちらで小さい方はどちらでしょうか?


結果を言いますとこの言葉は関東と関西では全く逆なのです
つまり、
関東:大きい方 → スコップ  小さい方 → シャベル
関西:大きい方 → シャベル  小さい方 → スコップ
となります

果たして知ってる人は関東・関西人の中でどれくらいなのでしょうか?
そのF:
かき氷
もう今ではこのことも無くなってしまったのでしょうか
かき氷のシロップ。あれ、氷の下に溜めるか氷の上からかけるか
この違い
本来関西はアタマがけ、関東は下に溜めるのが正統的な方式でした
今では全国的に関西式になってきてるようですね
(以前から関西と同じ方式だったところも多いでしょうけど)
関東も、テレビ等で見る限りそのように見えます
まだ関東式を守っている店もあるのかもしれませんが
東北と関西
あまり良い比較、とはいえませんが関西人は知らないことを一つ
タバコの
「セブンスター」
これを略して何という?
こう聞かれた場合、関西人(やたしかそれ以外の西日本の人間も)の答えは一つです
「セッタ」
”セブン”の”セ”と、下の”スター”の”タ”を合成した語ですね

対して、東北地方(特に日本海側)では何というか?
「ブンタ」
内地と沖縄
ささいなことですが、ナイチャーにはびっくりです
コンビニのおにぎりは
温めるか否か?
ナイチャーには予想もつかないことです
またウチナンチュにも何故これが不思議なのかわからんかもしれん

そう、沖縄以外の地域ではコンビニでおにぎりを買った場合
店員は「温めますか?」とは言わんのですよ、普通
「温めて」とも頼まないし
内地で頼んだら絶対変な目で見られます
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