首都グァテマラ・シティー / Ciudad de GUATEMALA (Capital)

首都グァテマラ
略称グァテ
グァテマラ4番目の首都にして現・首都
首都が何度も移転したのには経緯がある

1コ目の首都はスペインによるグァテマラ征服(1523年)のあとすぐにチマルテナンゴ平原の西部テクパンに置かれた(1524年)。

このテクパンは周辺の先住民に近すぎて脅かされたため(というか先住民カクチケルの首都”イシムチェ”の隣りだったもんで)、
すぐに2番目の首都はアグア火山の麓、今のシウダード・ビエハ(古い都市)と呼ばれる土地あたりに移された(1527年)。

この都市はわずか4年後の1541年、大地震とそれに伴うアグア火山からの大土石流によって正確な場所がわからんくらいに壊滅
3番目の首都として現・アンティグア市が建てられた(1543年)

しかしアンティグァ市がまたまた大地震によって根こそぎ壊滅して(1773年)、
地震はかなわん、と遷されたのが現・首都のあるグァテマラ盆地(1775年)
やはりたびたび地震には見舞われているがなんとか壊滅せずにそれ以来ここに首都がある。


標高約1500メートル
人口は約120万人


治安は・・・・・あんまりいいとはいえないらしい
隣町アンティグアの人(現地人)がグァテへ出かけて強盗にあった、なんて話はアンティグァで聞いたし
でも行ってみたらなんてことはなかった
注意さえしてたらなんとかなるでしょう

首都グァテマラ市の旧市街
グァテマラ市は緩やかな坂の町
雰囲気はなんか東南アジアと共通するものがあります

旧市街の狭い道を2両連結の市バスが行く
このバスがどこへ行くのか、どこを経由するのかが
旅行者にはまるでわからん
一応終点は書いてはあるの、バスの先頭、運転手の横にね
手書きで

グァテマラ市内、旧市街の長距離バスターミナル付近
アンティグア行きが出るあたり

旧市街はゴチャついているが、
これより南の新市街(ソナ・ビバ)は結構キレイで近代的

旧市街の中心にある国家宮殿とその前の中央公園
人口1000万を抱える一国の中心とは思えないほどに小さい
うちの市の市役所とその前の運動場とどっこいどっこいなくらい
またここで日曜には露天市が立ったりして、
ある意味すごい貧乏くさい。
うちの市でも植木市が立ったりするが、それとカブる

しかし・・・・・違いは、
一体この広場は何人の血を吸ったか
でしょうな・・・

この他、グァテマラ市内には紀元前からのマヤ遺跡「カミナルフユ」や、それなりに見られる博物館とかもある
写真は撮ってませんけど

またですな、
グァテマラ市にはチャイナ・タウンはないがコリア・タウンならあります
グァテマラ市には、どういう経緯か知らないけれども韓国系の人たちが約3000人住んでます
グァテからアンティグアへ行く途中にありますので、
キムチとか買えるかも

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